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STORM SIGNAL
 2004年07月19日 愛知・昭和スポーツセンター 観客動員数:460人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
永島千佳世 林ひとみ×
(5分27秒、ジャーマンスープレックスホールド)
ジャイアント・スイング、ボディアタックと、得意技を繰り出す林だが、永島の余裕を奪うまでには至らず。最後はジャーマンで永島が貫禄の勝利。

第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・関西 カルロス天野
デビル雅美 広田さくら
○ダイナマイト・関西(12分02秒、ダイビングフットスタンプ〜体固め)広田さくら×
天野のコスプレで登場した広田は「リングに家庭を持ち込んですみません。母・世津子から『最近、名古屋でコスプレやらないから面白くない』と言われたのでやりました」とマイク。しかし、金髪のヅラをかぶった広田は、天野よりもむしろ母・世津子にそっくりだった。
終盤、天野は珍しいドラゴンからカルロス・ゴーンを狙うが、関西はこれをハイキックで撃墜。スプラッシュで持ち上げるが、これは広田がときメモでカット。広田は関西がコーナーに登ると、下からもう一発、ときメモ。更に雪崩式の何かを狙うが、デビルに木刀で思い切り尻を叩かれて落下。そこに関西がフットスタンプで降ってきてカウント3。

第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
里村明衣子 浜田文子
山田敏代 豊田真奈美
×山田敏代(17分13秒、エビ固め)豊田真奈美○
序盤、山田が耳に手をあて「やまだとしよガンバレー!」を誘うと、豊田は子供を睨んでムッ。珍しく“マスカラス”(いわゆるクロスチョップ)を山田に見舞う。 終盤、山田のリバゴリを丸め込んだ豊田は、文子のスピンキックからクインビー。里村はカットに入り、スコーピオでのフォローを狙うが、文子がこれを防ぐと、最後はクインビーを切り返した山田のリバゴリを、更に豊田が切り返して、クルクルッと丸め込んでカウント3。最後の回転技は「最初にジャパングランプリで優勝した時の技。マミ・スペシャルって呼ばれてた。」とのこと。
なお、里村は序盤で腰を負傷。明らかに動きに精彩を欠いていたが…。

セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負
長与千種 尾崎魔弓×
(8分23秒、足4の字固め)
尾崎は長与の左ヒザを集中攻撃。しかし、セコンドがいなかったこともあってか、この日はやや淡白な攻めに終始し、裏拳、ライガーボム、ライガーボム、テキーラを返され、最後は四の字を首固めに切り返されると、逆に四の字を決められ、ギブアップ負け。
長与は試合後もニークラッシャー、膝裏へのラリアット、椅子攻撃で鬱憤晴らし。尾崎は「あれ反則じゃないの?金具が当たって超痛かった。見てよここ!」と言ってヒザをさすり、しきりに“ニーブレス四の字”の危険性をマスコミに訴えていた。

メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
ライオネス飛鳥 アジャ・コング
シュガー佐藤 植松寿絵
永島千佳世 輝優優
×シュガー佐藤(18分35秒、裏拳〜片エビ固め)アジャ・コング○
終盤、アジャも巻き込み「決めるぞ、場外」を見せた植松だが、逆に場外で引きずり回され、カウント16でリングインを狙うが、先に戻ったシュガーにボディアタックでエプロンからフェンスまで吹っ飛ばされ、再び場外へ逆戻り。しかし、カウント19で戻ると同時にシュガーを丸め込み、これがあわやのカウント3となって形勢逆転。
アジャはアジャ缶、垂直落下式ブレーンバスターを決めるが、凌いだシュガーはボディアタック。更に助走をつけてもう一発を狙うが、アジャは横にいた植松をむんずと掴むと、身代わりとばかり植松を自分の盾に!植松が豪快に吹っ飛ぶと、すぐさま横から裏拳を叩き込んで勝利。アジャは勝ち名乗りを上げるとさっさと退場。輝もこれに続く。
試合後、一人リングに残された植松は、ベビーサイドにフクロにされてヘロヘロに。そして何とか這いつくばって逃げようとするが、飛鳥に掴まりジャイアントスイングで振り回された。