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RING ON THE BEAT
 2004年06月20日 東京・後楽園ホール:夜の部
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
広田さくら 林ひとみ×
(9分59秒、へなーラ・サンセット)
キャッツ・アイという、理解可能な年齢層が極めて限定されるコスプレで登場した広田は、キャッツカードらしきものを投げながら、必要以上に食い込んだハイレグ姿で、杏里の曲に合わせて嫌な踊りを披露。
マイクを掴むと、“竹肉”以来の敗者改名マッチを提案し、負けたら“小林ひとみ”への改名を林ひとみに迫るが、観客、特に女性客のリアクションは微妙。「わかる奴だけわかればいいさ、フフ…」と開き直る。
ゴングが鳴ると、林のタックルに豪快に吹っ飛ばされ、ジャイアントスイングでヅラが飛ぶまで回されるなど、やられ放題の広田だったが、拝み渡りでようやく反撃。
しかし、足を滑らせ股間をロープに痛打。ハイレグのため、いつもよりダメージ倍増か…。
林は“不可侵時間帯”の倒立をコーナーへのタックルで崩すと、雪崩式ブレーンバスター。しかし、続くコーナースプラッシュは広田がボ・ラギノールで阻止。
最後はボ・ラギノール→ときメモ→へなーラと、普段は出せないフルコースを繰り出して広田が勝利。試合後、「キャッツアイのコスプレは、数年越しの悲願だった」と、感無量の表情で語った。 なお、コーナー上での倒立こと“倒立”は、本人曰く、正式名称は“犬神家”とのこと。以後、犬神家として表記統一致します。
第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
シュガー佐藤 デビル雅美
高橋奈苗(全女) ダイナマイト・関西
○シュガー佐藤(11分34秒、白虎〜片エビ固め)デビル雅美×
ヘビー級揃いの重厚な攻防は、終盤、高橋がデビルに強烈にシャイニングウィザードを叩き込み、シュガーが雷電で勝負。 これを返したデビルは、おそらく初公開のセントーンでシュガーを圧殺するが、シュガーもこれをクリア。 最後は相手の突進をカウンターで止め、後ろへタメを作ってから、大外刈りで浴びせ倒す、S“A”TO改め“白虎”で、デビルからカウント3。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
豊田真奈美 堀田祐美子(AtoZ)
山田敏代 前川久美子(全女)
○豊田真奈美(20分47秒、J.O.クインビーボム〜体固め)堀田祐美子×
代々木のリマッチは、打撃中心の展開。山田と前川が互いにニヤニヤしながらローキックを打ち合えば、堀田のサッカーボールキックに対し、豊田は顔面ストンピングで応戦。
中盤からチェーンを投入した堀田組は流れを変えてラフプレー。レフェリーのチェックに合いながらも、チェーン上へのタイガードライバー等を決める。
豊田組はダブルのドロップキック、エルボーなどの連携で応戦するが、ダブルのダイビングヘッドをかわされ、場外戦で劣勢に。
堀田組は椅子をリングへ投げ入れるが、豊田組は逆に堀田をコーナーに乗せ、椅子盛の上へ懐かしの合体滝落し。
豊田はサイクロン、クインビーを堀田に決めるが、前川のカットでいずれも2。しかし、前川の毒霧誤爆を誘うと、堀田に再度クインビーを叩き込んで、カウント3を奪取。試合後には「豊田コール」「山田コール」が起きた。
この日の豊田は、アジャと並び、昼夜通してMVP級の活躍。夏に向けて、女王復権なるか?
第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
ライオネス飛鳥 AKINO×(フリー)
(11分31秒、LSDIII〜エビ固め)
AKINOはGAEAマット初登場。ゴング前、ウォームアップの仕草だけで、さりげなく運動神経を誇示して、ざわめきを誘う。
ゴングと同時に腕ひしぎを決めたAKINOは、すぐさま三角飛びプランチャーから顔面ウォッシュ。
グラウンドを経て、飛鳥は机フットからライガーボム。更に場外の机の上にAKINOを寝かせ、コーナーからフットスタンプ。
リングに戻り、タワーハッカーを狙うが、AKINOは十字に切り返して、トルネードA。
飛鳥は逆回しからタワーハッカーを決めるが、AKINOは反動でエビに丸めてカウント2。
立ち上がるや、飛鳥はすぐに逆回しを叩き込むが、当たりが浅く、LSDへ。
AKINOがこれも返すと、最後は逆回しから、滞空時間の長いLSDでカンペキなカウント3。
試合後、AKINOは飛鳥の握手をスカし、「よく聞けお前ら!GAEAマットをAKINO色に染めてやる!」

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