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RING ON THE BEAT
 2004年06月20日 東京・後楽園ホール:昼の部
セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負
里村明衣子 浜田文子
高橋奈苗(全女) 元気美佐恵(NEO)
×高橋奈苗(20分41秒、APクロス〜エビ固め)浜田文子○
試合の基本ラインとなったのは高橋-文子、里村-元気。
特に終盤は高橋と文子のシングルマッチ状態が長く続き、最後は元気のGドライバーのフォローを受け、文子が高橋からAPクロスでフォール勝ち。個々の絡みの激しさに瞬間的には盛り上がりながら、その熱が20分を通して続かず、試合後も何かが生まれそうで、生まれないという、非常にもどかしさの残る一戦。
特に夜にタイトルが控えていたとはいえ、里村のモチベーションの低さはやや気になったところ。
メインイベント AAAWタッグ選手権試合60分1本勝負
アジャ・コング 豊田真奈美
アメージング・コング
(王者組)
ダイナマイト・関西
(挑戦者組)
○アジャ・コング(14分06秒、裏拳〜片エビ固め)豊田真奈美×
奇襲を仕掛けた挑戦者組だが、コングスはすぐに形成逆転。連続重爆プレスであっという間に豊田の動きを止める。関西はアメコンと真っ向パワー勝負。キックをボコボコ叩き込み、スリーパーでジワジワとスタミナを奪う。回復した豊田はアメコンの巨体にローリング・クレイドル。更にジャーマンで投げきると、観客席から驚嘆の声。振り下ろしチョップ一発(!)で流れを変えたアメコンは、関西を軽々と抱えてライガーボム。更にド迫力のギロチンドロップ。豊田はその度に泡を食って止めに入る。
しかし、時間経過とともにアメコンはスタミナを浪費したか、アメージングプレスを自爆すると、場外エスケープ。この隙にアジャに集中攻撃を浴びせた関西組は、アジャを捉えてスプラッシュマウンテン。更に代わった豊田はJOサイクロン。
挑戦者組の猛攻に場内は大歓声。王座交代の空気が流れるが、ダメージを回復したアメコンがリングに戻ると、コングスが猛攻を再開。嵐のように豊田にスパイラルボム→ダイビングエルボー→裏拳を続けざまに浴びせ、最後はアジャが豊田からカウント3。クラッシュ戦に続き、ダブルコングの強さはやはり圧倒的。しかし、関西、豊田の意地も光った。

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