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ETERNAL LAST GONG
 2005年04月10日 東京・後楽園ホール
広田さくらバックステージコメント


広田さくら:カメラ回ってる? じゃ……(急に泣き出す広田)。
(わざとらしく)…違うの! 目にちょっとゴミが入っただけだから…。
いや、どうですか、この引き際。絶対に、私にしか出来ないでしょ。
今日はなんで初代タイガーマスク…初代なんだけど、なんで初代をやったのかっていう謎をプロレス界に残していきたいね。
……まあでもね、残してっただけじゃ分からないと思うから、一応説明するけど…(会見場、「するのかよ!」という空気に)
あのね、私が築き上げた、この私の道ね。今後いろいろなレスラーが出てくると思うけど、私が初代なんだと。
『面白ヤツ一杯出てきた。いや、だけどやっぱ初代だよな』っていうものをね、私はこの9年間の中で作り上げられたかなって。
だから私もね、つい先週、伝説の2人が封印したけど、私も伝説になりたいと思うから、私が愛用してきた、この千葉ちゃんTシャツを炎で焼こうと思います。

(いきなりライターを取り出し、Tシャツを燃やそうとする広田)

広田さくら:ありがとう千葉ちゃん。ありがとう。でもね、こういう風に燃えが悪いという段取りの悪さ? 最後までぐだぐだだよね。
あ、ほら燃えてきた、燃えてきたよ。ありがとう千葉ちゃん。さよなら千葉ちゃん。
そして何故、私がずっと千葉ちゃんTシャツを着てきたのか、謎は謎のままにしたほうがいいんだよね。
ああっ…危ない! 危ない!

(火の勢いが大きくなり、慌てて消す広田)

広田さくら:あーっ! あーっ! あーっっ!! 臭い! これ臭い! …ヒドい。…ま、こういう風にね、私の伝説も、千葉ちゃんのTシャツとともに炎に封印されたということで、これもDVDに収録されるのかな?
いやあ…でもさ、私のDVDが発売されるなんてビックリしちゃったよ、今日会場来て知ったよ。
水臭いよね。最後に演出もあってさ。
本当にもう、決意したの、ぶっちゃけ3日前だからね。それで今日の引退劇。
後は私が心置きなく去れるように、ページを多く取ってくれることを、出来れば見開きで長与、広田という風に扱っていただければと願っておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。こんな9年でした。いかがなものでしょうか。

これから何をやるんですか?
広田さくら:私はそんなに器用な生き方が出来ませんので、『いただきます、ごちそうさま、じゃ次いただきます!』とはならない。
どれを食べようか、今、迷い箸をしている最中です。あいまいで申し訳ないです。
でも、やっぱり今まで応援してきてくださった方へのけじめとして、今後の方向もちゃんと示したいと思いますので、それはBLOGで。
唯一できなかった目標が、スポーツ部門で1位を継続するということだったので、これを機にもう一回1位を狙いたいと思いますので、そちらのほうで発表したいと思います。ではどうも、ありがとうございました。

3日前に決めたということは迷っていた?
広田さくら:(引退は)決めてたんですよ。ずっと決めてたんですけど…何て言うんでしょう。絶対にこの、後悔するかなと思っていて、で、一回こう、自分を離れて見てみて、私は大丈夫かよっていう、自分の気持ちの整理を…って、人が泣いてるときに笑わないでくださいよ!
…そういう期間を取ってたんです。で、文体が終わって、ああ、私は大丈夫だって。
でもまあ、逃げ道を作るために卒業という言葉を取らせていただきました。

復学はあるんですか?引退ではない?
広田さくら:あの、そういう野暮なことは…フフフ。復学はないです。だって、潔くね。
でも、すぐ会えますから。この後、長与の引退セレモニーがありますし。

今後、女優業、タレント業と道はいろいろありますが?
広田さくら:ヘヘヘ…私は今まで、いかにみんなの想像を裏切るかってことに執念を燃やしてきたので。 私が今選ぶ道で、一番こういう…プロレスを立ち去るっていうことが、一番みんなが想像できないことだろうから選んだっていうのもある。 やっぱりみんなの想像付かないことを…ズバッとね。



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