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GOD ONLY KNOWS
 2004年10月16日 新潟・新潟フェイズ 観客動員数:380人
第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・関西 デビル雅美
林ひとみ 植松寿絵
×林ひとみ(11分30秒、合体式ダイビングボディプレス→体固め)植松寿絵○
久々復活の“デビ松”。
同チームはデビルの長期欠場からの復帰以降、時期で言うと2002年の4月から10月まで活動。
特に大きな実績はなく、目立ったことと言えば、植松がデビルを呼ぶ際の、妙に不自然な「姉さん!」というフレーズくらいだが、植松が霧吹きやトゲ頭を始めたのが丁度この時期で、彼女にとっては現在のキャラのベースを築いたチームと言える。
試合は植松がトリッキーな入り方の逆エビで林をいたぶると、林は植松をジャイアント・スイングでブン回し、そのまま逆エビで絞り上げて反撃。
植松組はデビルも交えて「決めるぞ、場外」を繰り出すが、関西は19でリングイン。
最後はデビルのファイアーバレーから、植松がコーナーに座ったデビルの肩を踏み台にダイビングプレス。
“ハイアングル・デビ松”で勝利した。
第2試合 メモリアル・シングルマッチ30分1本勝負
×広田さくら 浜田文子
(10分48秒、ライガーボム→エビ固め)
広田はニューバージョンの文子コスプレで登場。必要以上に胸を強調したいでたちに、文子は笑いをこらえる。
しかし、ゴングが鳴り、静寂の中で広田が腰を落として構えると、いきなりズボンのまたぐらがビリッ!広田はあわてて前を押さえるが、文子は無情にも攻撃を仕掛ける。
実は昔、広田が同地でハヤブサ選手のコスプレをした際にも同様のアクシデントがあり、広田は人知れずメモリアルな思いに駆られたことだろう。
試合は文子が犬神家にトライするが失敗。広田はピタリと決めて格の違いを見せつけるが、続く拝みダッシュは足を滑らせ股間を痛打。またぐらがやぶれていたため、摩擦ダメージが追加されたか。
最後はへなーラ、ハバネロ・プリン(YEBISUからの変形回転エビ/本人命名)、パワーボム返しのウラカンを繰り出した広田だが、トラースキックで動きを止められ、ライガーボムで敗北。
第3試合 メモリアル・シングルマッチ30分1本勝負
ライオネス飛鳥 シュガー佐藤×
(8分05秒、逆回し蹴り→体固め)
手四つで静かにスタートしたが、試合は両者短期決戦狙い。
シュガーは突っ張りとカウンターの裏投げで飛鳥の勝負所を寸断し、得意の雷電まで持ち込むが、飛鳥もカウンターで強烈な逆回し。更に飛鳥はシュガーの突っ張りをハイキックでカットし、もう一発逆回しを叩き込んでカウント3。
セミファイナル メモリアル・シングルマッチ45分1本勝負
×豊田真奈美 カルロス天野
(16分22秒、首固め)
前回はOZのトーナメントで天野が豊田を秒殺。今回はタッグパートナー対決としてシングルでマッチアップ。
観客のリアクションを確かめながら、じっくりと豊富な持ち技を積み重ねていく豊田に対し、天野は手数は少ないものの、一つ一つ説得力のある技で反撃。
中盤、天野は豊田のジャーマンを空中で切り返そうとするが、豊田のジャーマンのブリッジは他の選手と弧の描き方が異なるため、天野はタイミングを逸してむしろ危険な角度で落下。しかし、何事もなかったかのように強烈なカルロス・ゴーン!更にワキ固め、腕十字と徹底して腕を攻める。
豊田は飛びつき十字をサイクロンに切り返すが、天野は更に切り返して回転エビ。最後はゴーン狙いでダッシュし、ブロック体勢に入った(というか、びっくりして顔を背けた)相手に対し、フェイントでクルリと首固めを決める、最近のお気に入りムーブでフィニッシュ。名づけて“カルロス・コロン”といったところか。
天野は何気に豊田に完勝。最近の彼女は、サラリと大仕事をやってのける。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
長与千種 アジャ・コング
永島千佳世 輝優優
○永島千佳世(10分59秒、長与の二段蹴り→エビ固め)輝優優×
いきなり場外乱闘でスタートした試合は、両チームが絶えず動き続ける展開。
長与組は永島の雪崩式フランケンから長与のバックフリップ、二段蹴りでアジャを攻め立てるが、輝が要所でカット。
長与は輝をワンハンド・バックブリーカーで二つ折りにするが、輝も強烈なエルボーで反撃。代わった永島にもニー、レッグラリアット、垂直落下、エルボーと攻め続ける輝だが、永島はコルバタからスイッチしてのDDTで輝の頭部をマットにめり込ませる。
最後は乱戦の中、長与が輝に絶妙の二段蹴り。試合権利のある永島が、そのまま輝の後ろに滑り込むようにしてエビに固め、カウント3。