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NEW ENERGY#
 2004年09月26日 静岡・浜松市体育館 観客動員数:350人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・関西 林ひとみ×
(4分18秒、掌底→体固め)
関西との初シングルに臨んだ林だが、前日同様精彩を欠き、関西の掌底3発で完敗。やや壁に当たっている印象を受けるが、次回後楽園のHikaru戦では、感情のままにはじけて欲しい。

第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
デビル雅美 アメージング・コング
カルロス天野 植松寿絵
○カルロス天野(10分30秒、カルロス・ゴーン→体固め)植松寿絵×
アメコンとともに登場した植松、輝、KAORUは4人でアメコンダンス。ゴングが鳴ると、場外で暴れ回るアメコンに、客席は右往左往する。
注目のアメコンとデビルのコンタクトは“さわり”程度。パワーでは若さで勝るアメコンがやや有利だったか。
終盤は天野と植松が切り返し合いを見せるが、フォローに入ったアメコンの体当たりが植松に豪快に誤爆。予期せぬ交通事故にしこたま頭を打った植松に、天野が助走をたっぷりつけてのカルロスゴーンを叩き込み、カウント3。

第3試合 シングルマッチ45分1本勝負
豊田真奈美 シュガー佐藤×
(18分57秒、JOクインビーボム→体固め)
何気に両者はシングル初対決。豊富な持ち技でじっくりと試合を作る豊田に対し、シュガーは逆水平、突っ張りといった打撃で応戦。ボディアタック、裏投げ等で何度か豊田を追い込むが、この日の豊田はペースを乱されそうになると場外で呼吸を整えるなど、終始余裕を漂わせ、最後はクインビーでフィニッシュ。

セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負
×広田さくら ライオネス飛鳥
(8分37秒、ライガーボム→エビ固め)
広田はクラッシュ時代の長与のコスプレで登場。必要以上に肩をイカらせ、口を突き出す“ちぐさくら”に、長与ファンからは「似てな〜い」の声が飛ぶが、ちぐさくらは「こんなんだったって!」と口角泡を飛ばし、しまいには「これじゃただの水着じゃん。何て作りがいのないコスプレだよ!」と逆切れ。ちなみに、試合はまったく長与千種の匂いを感じさせず、最後はスワンの涙で足を滑らせ、前につんのめると、広田の頭がちょうど飛鳥の股下にスポン。そのままライガーボムで叩きつけられて敗北。
最後に広田が♪マットが〜赤い〜バラに〜変わる瞬間♪と、“炎の聖書”のさわりを歌うと、飛鳥はシュタッ!とポーズを取るサービスを見せた。

メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
長与千種 アジャ・コング
永島千佳世 輝優優
○永島千佳世(13分08秒、ハーフネルソンスープレックスホールド)輝優優×
セコンドも巻き込んでの乱戦は、場外でアメコンが暴れ回り、アジャ軍が優勢。
序盤からヒザ攻めに苦しんだ長与だが、永島のフォローで劣勢を挽回し、アジャの巨体にデスバレーを決める。
最後は長与の二段蹴りから、輝のバックに回った永島がハーフネルソン一発。前日の敗戦を帳消しにした。

試合後、永島はバックステージで前日の天野の“豊田と山分け発言”を聞かされると「それは聞いてない…」と硬い表情に。
“1000万をOZの4人で山分けする”→“ダブルコング戦に1500万賭ける”→“豊田さんと750万ずつ分ける”と、豪快かつ適当な資金運用を続ける天野に、勝利から一転、シュガーとともに苦言。後楽園のメインは、マネーウォーズか?

■ 負傷欠場選手:里村明衣子、KAORU、山田敏代、加藤園子