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代々木 LIMIT BREAK 2004
 2004年04月30日 東京・国立代々木競技場第2体育館 観客動員数:3200人
第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
林ひとみ 植松寿絵
Hikaru 輝優優
×林ひとみ(11分14秒、ランニングエルボーから体固め)輝優優○
中盤、Hikaruは全女式押さえ込み。輝に助けってもらったり、ジタバタしたりと、何とか押さえ込みを返した植松は、ペースを握り返すと場外宣告。
あらかじめ図面とニラメッコして会場構造を熟知していただけあり、輝が権利のある林をリング外で押さえる間に、ロビーでHikaruをまいてカウント19で生還。
しかし、林も力ずくでリングインに成功し、試合は再びリング上へ。
林&Hikaruは不慣れな初タッグにやや気迫が空回りし、最後は林が粘りを見せたものの、カウンターのランニングエルボーで輝がカウント3。
第2試合 シングルマッチ20分1本勝負
×広田さくら アイガー○
(7分32秒、呪縛)
哀しみをエネルギーにするアイガーに対抗し、広田は“怒りの獣神"のテーマで登場。その名も獣神サンダーさくライガー。
しかし、リングインすると「熱い…」と、とっとと全身タイツを脱いで元の姿に。
試合は青コーナーでアイガーがロープに絡まってジタバタする中、赤コーナーで広田が倒立を始めるなど、お互いが相手の意向を無視してやりたいことをやり、それを観客が見守るという不思議な世界が続き、ようやく噛み合ったと思ったら、「志村、後ろ〜!」な、ドリフのお化けコントのような展開に…。沖野はすわしんじだったのか?
終盤、広田はときメモで乱入した沖野の唇を奪い、返す刀でアイガーにボ・ラギノールを注入したが、アイガーは無反応。
すぐさま逆さ押さえ込みにスイッチした広田だが、これを返されると、パウダー攻撃からストレッチ技・“呪縛"を決められ、ギブアップ負け。
第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
×カルロス天野 吉田万里子○
(11分27秒、エアレイドクラッシュから片エビ固め)
吉田はゴングがなるや、ニーから「終わり!」と叫ぶと一気にクモ絡み。会場が騒然とする中、天野は何とかエスケープして逃れる。
以後、非常に見ごたえのあるグラウンドの攻防が続くが、これは2度エスケープを奪った吉田が優勢。
天野はフイをついてグラウンド状態から飛び込むようにカルロスゴーン。これがモロにヒットし、吉田は場外に逃避。
これで流れを変えると、天野は飛びつき十字でエスケープを奪い、スタンドに戻っても各種カルロスゴーンで圧倒。
しかし、吉田も裏投げ、ダブルアームのフェースバスターで反撃し、最後はタメにタメたエアレイド・クラッシュでカウント3。
試合後、天野は潔く握手を求めるフリをして、いきなりワキ固め!それでも充実の表情で最後は再び固く握手。
緊迫感に溢れた展開は、今大会の隠れベストマッチ。

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