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WAR CRY
 2004年02月22日 埼玉・本川越ぺぺホール 観客動員数:620人
第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
長与千種 シュガー佐藤
山田敏代 林ひとみ×
(8分08秒、エルボーカッター→体固め)
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
×ライオネス飛鳥 尾崎魔弓
(7分35秒、エビ固め)
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
広田さくら 豊田真奈美
×カルロス天野 アジャ・コング
(14分00秒、ダイビングエルボードロップ→体固め)
セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負
浜田文子 里村明衣子
×シュガー佐藤 永島千佳世
(16分53秒、スコーピオライジング→片エビ固め)
メインイベント AAAWタッグ選手権試合 タッグマッチ60分1本勝負
植松寿絵 デビル雅美
輝優優
(王者組)
ダイナマイト・関西×
(挑戦者組)
(10分07秒、リングアウト)
※王者初防衛に成功
 2・17後楽園で、永島&里村組を“リングアウトでぶっ潰し"(by植松)、タイトル奪取に成功した植松&輝組。ところが試合後、デビル・関西の次期挑戦が即時決定したことに動揺し、ベルトを忘れたまま控室へ帰ってしまう。
 迎えた川越大会。先に入場したチャレンジャーのデビル&関西は、王者組の忘れたベルトを手にして入場。「それはウチらのだ!」とクレームをつける植松組だが、取り合ってもらえず、チャンピオンベルトはチャレンジャーチームより返還された。
 ゴングが鳴ると、試合はデビル組が圧倒的優勢。「決めるぞー!場外!」と叫んで、場外戦を仕掛けようとした王者組だが、首根っこを掴まれ、すぐにリング上へ連れ戻される。リングでも、輝は反撃を見せるものの、植松はやられ放題で、王者組は突破口は見出せず。しかし、何とかデビルたちを場外へ引きずり出すと、そのまま会場南側の中2階席に雪崩れ込み、一気に勝負。カウントが進む中、乱戦の隙をついた王者2人は、揃って2F席から飛び降り1Fへエスケープ。飛び降りられないデビル組を置き去りにして、試合権利のある輝が悠々リングに生還した。
 またもカウントアウト勝ちで初防衛に成功した植松組は、ヘロヘロになりながらも勝ち名乗り。しかし、その次の瞬間、長与、豊田、アジャ、山田らベテラン勢が一斉に次期挑戦者に名乗りを上げ、またも顔面蒼白の事態に…。そして候補者多数の中、最終的に決まった次期挑戦者チームは…豊田&山田!
 年末から何かとモメていた2人だが、デビルの「次の挑戦者組はアタシが決める。お前ら、組め!」の一言でタッグ再結成&王座挑戦が決定した。それでもモメる2人だったが「つまんねぇケンカしてねぇで、いいから組め!これはデビル雅美の命令だ!」という大先輩からの強権発動に、山田はシブい表情、豊田は意外と素直に握手。どうやら、一連の騒動は山田が怒っているだけで、豊田はそうでもないらしい。そういえば、1年前も豊田は握手を求めてたもんな…。  さて、豊田&山田組と言えば、対抗戦全盛の時代に、全女マットの看板として活躍したトップチーム中のトップチーム。連携に不安を抱えているとはいえ、その実力・実績は失礼ながら現王者組など、遥か足元にも及ばない。またも難敵を相手にしての防衛戦が決定した王者組は、予告通り豊田&山田を「リングアウトでブッ殺す!」ことが出来るのか!?