toppage ・・・ database ・・・ result ・・・ 2003年




2003年11月15日 新潟・新潟フェイズ
観客動員数:550人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
×輝優優 尾崎魔弓○
(9分44秒、エビ固め)
中盤、場外にエスケープした尾崎を輝が追い掛け回すと、待ち伏せたKAORUが机片をカウンターでバコン!
リングに戻ると尾崎は腕固め、裏拳。輝はグリップを外さずに垂直落下式ブレーンバスター3連発、雪崩式バックフリップで反撃するが、カウントは2。
最後は尾崎がヨーロピアンクラッチを切り返し、逆に丸めてカウント3。頭を指差してニヤリ。
第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
カルロス天野 浜田文子
広田さくら 植松寿絵
○カルロス天野(22分39秒、カルロス・ゴーン〜片エビ固め)植松寿絵×
文子に的を絞った天野組は、辱めたり、バカにしたりと様々な手段を用いて文子を陵辱。ショックの大きい文子は途中で帰ってしまう。
しかし、天野組も合間合間で口論をおっぱじめてしまい、なかなか勝機を掴めない。
イラつき気味の植松は、天野に対し、ボディプレスから、ガツンガツンと強烈なナックル連打。更にドラゴンを狙うが、これは広田がカット。
最後はカルロス・ゴーンで文子を蹴散らした天野が、植松にも一撃。ロープワークで加速をつけ、トドメにもう一撃叩き込んで勝利。
ちなみに広田は赤のチャイナを新調したが、背中のファスナーが外れ、途中からまたもブラジャー丸出しでファイト。「勝手に撮るんじゃねぇ!」と、カメラマンに逆ギレ。
第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
○アジャ・コング KAORU×
(13分21秒、ヒップドロップから体固め)
最近のKAORUは、前半のシングル戦では“情けないヒール”っぷりを強調して、ノラリクラリのファイト。アジャの強烈な攻撃を受けると、「タイム、タイム」と場外エスケープ。
中盤、アジャは裏拳からフォールを狙うが、その直前にKAORUの誤爆を食った伊東レフェリーはダウン中。
アジャがレフェリーに気を取られると、KAORUは青の毒霧を噴霧するが、回転エビ固めを踏ん張られ、尾崎のカットもカウンターパンチで撃退され、そのままヒッププレスで押しつぶされてカウント3。
セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負
里村明衣子 長与千種
永島千佳世 山田敏代
×永島千佳世(12分50秒、バックバンドエルボー〜片エビ固め)山田敏代○
ゴング後、里村と山田は蹴りの探りあい。永島と長与にスイッチすると、試合が動き出す。
終盤、里村は長与をデスバレーで叩きつけるが、長与も2段蹴りで反撃。
両軍代わり、永島は山田にフィッシャーマンを決めるが、山田はすぐさまスクリューキックを叩き込み、トドメのリバゴリへ。これは角度が浅く、カウント2で返されるが、すぐにバックハンドエルボーで追撃し、カウント3。
里村はチャンピオンとして故郷凱旋も、痛恨の敗北。それでも「何も言いません。試合のことは試合で返します」と敗戦を冷静に受け止め、新潟の観客に感謝の言葉を述べてシメ。
長与は王者組の敗北を非難し、広田組支持を表明。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
豊田真奈美 ライオネス飛鳥
デビル雅美 ダイナマイト・関西
○豊田真奈美(8分03秒、J・Oサイクロンスープレックスホールド)ライオネス飛鳥×
シングル王座戦を控えた豊田と関西はお互いを意識しまくり。
関西がラリアットで豊田を一回転させ、重い蹴りをドスンドスン背中に叩き込めば、豊田も関西の頬を鷲掴んで挑発したり、強烈な磔キックを叩き込んだりと、激しく応戦。
どうやら、タイトル戦は対抗戦時代のようなハードヒットな展開になりそうな気配。終盤には豊田が飛鳥をスプラッシュマウンテンの体勢に担いで挑発。
その後、関西のグリーンフォール、飛鳥のアイコノクラズム、豊田のサイクロンなどが飛び交い、最後は2発目のサイクロンで豊田が飛鳥をフォール。
2人の感情が試合のリズムにも影響を及ぼしたか、大味な展開に終始したのは残念。