toppage ・・・ database ・・・ result ・・・ 2003年




2003年10月05日 大阪・大阪ドームスカイホール
観客動員数:900人(満員)
第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
カルロス天野 デビル雅美
広田さくら アジャ・コング
×広田さくら(11分02秒、ライガーボムからエビ固め)デビル雅美○
試合前、気合を入れるために、お互いの頬を必要以上に強烈に張り合う広田と天野。
バチンバチンと無意味な衝撃音が響き渡り、最後のシメはゴチンと頭突き。
広田は頭を抱えてうずくまり、更に張り手で口からも出血。今更ながら、バカだ、この人…。
試合は天野&広田が、息があっているようで、あっていないようで、結果的にはあっているという、エキセントリックともまた違うリズムで試合をリード。
ペースを崩されまくったデビル、アジャだったが、最後はデビルが広田に強烈なライガーボムで勝利。
13日の後楽園にも登場するこの異色チーム、数を重ねるとかなり面白い存在になりそうな予感。
ちなみに「チーム名を募集中」とのこと。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
×山田敏代 浜田文子○
(11分09秒、APクロスから片エビ固め)
両者の持ち味が発揮されたスリリングな攻防は、終盤、技のバリエーションで勝る文子が徐々に優勢となるが、山田は文子の大技の数々をキックアウトし、意地を見せる。
山田の粘りを断ち切ったのは、いつもよりやや角度のキツいAPクロス。文子は平均値の高い試合を創出した上で、完勝。
第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
○里村明衣子 植松寿絵×
(9分37秒、スコーピオライジングから片エビ固め)
中盤、植松のナックルが連打で決まり、里村の動きが止まる。
ならばと里村も掌底とボディブローのコンビネーションを連打し、反撃。
最後は強烈なボディへのソバットでヒザを突かせ、スコーピオ・ライジング。
セミファイナル シングルマッチ30分1本勝負
○永島千佳世 輝優優×
(11分17秒、コルバタからエビ固め)
序盤はバックの取り合いからグラウンドの攻防。永島は久々にSTFを決めるも輝はエスケープ。
お互いの得意技を2で返した後、張り手合戦を経て、丸め込み合い。
最後は永島が変形コルバタから後ろに滑り込み、丸め込んでカウント3。
輝はなぜか地元・大阪での勝率がイマイチ。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
長与千種 尾崎魔弓
ライオネス飛鳥 KAORU
○ライオネス飛鳥(9分53秒、LSD III から片エビ固め)KAORU×
ペンダント→ドル札の定番入場後、クラッシュがガウンを脱ぐと、何と上半身は有刺鉄線グルグル巻き状態!
怯んだD-FIXにクラッシュが奇襲をかけて、試合がスタート。
D-FIXは凶器三昧で反撃を図るも、後楽園で「俺、得意なんだよ」と語っていた長与のラフファイトに、むしろ押され気味。
終盤、クラッシュが外した有刺鉄線の残骸がリングに持ち込まれ、両軍、あの手この手で相手を叩きつけようとするが、最後はKAORUが背中から沈んで悶絶。
すかさず飛鳥がLSD-IIIを決め、カウント3。
D-FIXは面食らったままペースを取り戻せず、第2Rは意外なまでのクラッシュの完勝。
第3R、13日後楽園でのノールール・ハンディキャップ戦は、井上貴子も加わるだけに、更なる大荒れは必至か。