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2003年07月13日 東京・後楽園ホール
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
○永島千佳世(13分58秒、ファイアーバレーを切り返してエビ固め)デビル雅美×
序盤からエンジン全開のデビルは永島を片手(!)でリフトアップ。
対する永島はデビルの腕に的を絞り、アームブリーカーで反撃。デビルのボム系連打に対しても、切り返しての丸め込みで応戦し、ファイアーバレーもカウント2でクリア。最後はデビルの2発目のファイアーバレーを、反動を利用してうまく丸め込み、カウント3。
永島はデビルから実質上のシングル初勝利(前回はレフェリーストップ)を飾り、BPMのいい流れをリング上にフィードバックすることに成功。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
×輝優優(8分28秒、エルボーカッター〜片エビ固め)山田敏代○
山田は場外フェンスにもたれかかる輝を蹴ろうとするも、かわされてスネをフェンスに誤爆(×2)。輝はエプロンから場外へのニーで追撃。
リングに戻ると、お互いエルボーを放つも相打ち(×2)。山田は急角度のバックドロップ、輝は垂直落下を繰り出すも決まらず、最後はエルボーの打ち合いを山田が制して勝利。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・関西、広田さくら vs 尾崎魔弓、KAORU
×広田さくら(19分59秒、シャイニングヤクザ〜片エビ固め)尾崎魔弓○




相手に尾崎、パートナーに関西ということで、広田はキューティーのコスプレで登場。
ホクロ、書きすぎ!
そして文子パパの時同様、後ろから本物が現れると、またも素に戻り、慌ててホクロを消そうとする。
試合は広田のキューティームーブに、D-FIXどころか関西もペースを掴めず。
中盤、広田はキューティーなのに、なぜか長与そっくりのフォームでフロントスープレックスを敢行するも、潰れて自爆。
尾崎がチェーンを取り出してからはシビアな攻防となり、尾崎は関西とのチェーンの引っ張り合いの隙を突き、シャイニングヤクザ。関西はスプラッシュで尾崎を捉えるも、KAORUが毒霧でカット。
代わった広田は裏拳連打からへなーラを決めるもカウント2。更にへなストラル、首固めを立て続けに繰り出し、尾崎を大慌てさせると、逆さ押さえ込みで勝負。
しかし、これを読んでいた尾崎はすぐさま返し、助走なしのシャイニングヤクザでカチ上げると、速攻のカウント3奪取。
広田の逆さ押さえ込みに、神は宿っていなかった模様。
セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負
×カルロス天野(18分18秒、LSDIII〜片エビ固め)ライオネス飛鳥○
序盤はグラウンドの攻防。中盤、天野がトペと見せかけ猿真似で飛鳥を小バカにすると、飛鳥は怒りの机フット2連発からライガーボム。
天野はローリングエルボーと十字で反撃し、飛鳥を追い込むが、飛鳥は逆回し蹴りで形勢逆転。天野はタワーハッカーはクリアし、ローリングエルボーで最後の反撃を見せるも、飛鳥は再度の逆回しからLSDIIIで勝利。
最近は勢いのある天野だったが、終わってみれば飛鳥の完勝。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
里村明衣子、浜田文子 vs 長与千種、アジャ・コング
×里村明衣子(15分10秒、掌底〜体固め)長与千種○




ゴング前に長与組が奇襲。リングに戻ると、長与と文子がエルボー合戦。長与が珍しい垂直落下を決めると、文子はライガーボム。長与はランニングスリーからカバーに入ると、文子は下から張り手。文子がムーンサルトを決めると、長与は下からスリーパー。里村がカットすると、文子は逆にスリーパー。ギブアップしないと見るや、ロックを外し、腕を高々と上げて再度のスリーパー。
代わった里村は強引&唐突にオーバーヘッドを繰り出すも、長与はキャッチし、足を取って引きずり込む。エルボースマッシュの相打ちから里村はデスバレーを狙うも、長与は飛びついてのフロントスリーパー。更にニールキック。
最後は里村がスコーピオを狙って近づいた瞬間、長与が下からの掌底突きをカウンターで合わせると、これがモロにアゴに入り、里村はヒザから前のめり。長与は無理やり里村を引きずり起こすと、観客にプレビューするかのように、再度下からの掌底突きを叩き込み、上になってカウント3。最初の1発目で勝負あり。
意識の戻った里村は長与に掴みかかるも、後の祭り。長与はこれ見よがしに自らマットを3回叩き、カウント3をアピールして退場。
8・3川越でも、長与と里村&文子は再度6人タッグで激突。特に里村は、今回は長与のケレン味に完封されただけに、次回反撃に期待。