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2003年05月03日 愛知・枇杷島スポーツセンター
観客動員数:1350人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負

○輝 優優
vs
植松 寿絵×
(11分52秒、変形クロスアームスープレックスホールド)
 序盤は静かな展開。植松はロープ際での細かいテクニックを駆使してペースを掴むと、コーナーに登り「スーパーフライ!」と予告。しかしこれはフェイントで、輝がヒザを立てて迎撃を狙うとそのまま着地し、足を取ってジャックナイフ。更に逆さ押さえ込みやロープを掴んでのエビ固めなど、丸め込み系で勝利を狙うが、輝はカウンターのエルボーで逆転。最後は巻き込むように腕を取る、変形のクロスアームスープレックスで勝利。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

×広田さくら
vs
豊田 真奈美○
(9分32秒、ミサイルキックからエビ固め)
 広田は久々にコスプレを解禁。万を持して自作の豊田ガウン&水着で登場すると、不自然にでっぱった腹部を差し「ここも豊田」と、わざわざ余計なアピール。そして、例によって全日本簿記ソロバン検定への参加経験を引き合いに出し、「いわば私も…」と元全入りをアピールすると、試合形式を「豊田が試合中によっしゃ行くゾー!を言ったら、その場で広田元全入り」の条件マッチへと強制変更。
 嫌がらせのように「よっしゃ行くゾー!」を連発する広田に対し、豊田は体に染みついてしまっているのか、随所で「よっしゃ…」を言ってしまいそうになるが、その度にセコンドのアジャが慌ててダメ出し。完全に調子を狂わされた豊田に対し、広田は「このバカタレー」「こしゃくなマネをしやがってー」と追撃の手を緩めない。更に広田はセコンドのアジャを指差し「あーっ!」と叫び、豊田がそっちを見ると「…ジャ」とポツリつぶやくが、これに負けず嫌いの豊田も応戦し「あーっ!…すか」と反撃。以後「あーっ!…まの」「あーっ!…やこ」など不毛な意地の張り合いが続いた後、広田はローリングクレイドルを繰り出すが、掛けかたを間違え、回転する度に自分の体に豊田の全体重がかかってしまい、激しくスタミナをロス。最後はミサイルキック一発で豊田が勝利。
第3試合 シングルマッチ30分1本勝負

○山田 敏代
vs
KAORU×
(3分18秒、エルボーカッターから片エビ固め)
 山田の入場を襲ったKAORUは、場外へのムーンサルトアタック、場外でのスワントーン・オン・ザ・デスク、場内に戻りパーフェクトなフォームのムーンサルトと、波状攻撃。更に山田をロープに張りつけるとポリスのカカト落とし(!)から一気に619を狙うが、山田はポリスを楯にしてナイスブロック。続くKAORUの毒霧もしゃがんでかわし、エルボーカッターで一気にフィニッシュ。
第4試合 シングルマッチ30分1本勝負

○ダイナマイト・関西
vs
尾崎 魔弓×
(0分53秒、エビ固めを切り返してエビ固め)
 アーミーパンツで登場の尾崎には、前の試合で敗れたKAORUがプリプリ怒りながら帯同。
 一方の関西には山田がそのままセコンドに。関西はゴングが鳴ると探りあいから一気に豪快なバックドロップ!しかし、尾崎もすぐさま立ち上がり、ダッシュ一番、シャイニングヤクザ!更にフェイントを交えての裏拳を決めるが、関西は強引にスプラッシュで捕獲。尾崎はこれをエビに丸め込むが、関西はそれを更に反転させると、押しつぶすようにガッチリとエビに固め、カウント3!
198秒に続く53秒決着に場内歓声。山田と関西は揃って手を挙げて退場。
セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負

×浜田 文子
vs
アジャ・コング○
(15分17秒、裏拳から体固め)
 重厚な力比べに始まり、序盤はどっしりとした展開。中盤、ケブラーダで文子が足を負傷したと見るや、アジャは超ド迫力の場外戦で完全にペースを握り、リングに戻るとバックドロップ2連発、缶の上への垂直落下、ダイビングエルボーで追撃。観客の声援を受け、文子はアイコノクラズム、スピンキック、張り手で応戦するが、最後は一進一退の攻防からアジャがカウンターの裏拳を決め、紙一重で勝利。
 文子との試合になると、里村の時とはまた違う質の厳しさを見せるアジャ。確実に存在する2人の世界の最後に、アジャは文子の耳元で一言二言。二人の関係、そして文子の置かれたシチュエーションを考えると、その内容は推して知るべしか。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負

里村 明衣子

永島 千佳世

カルロス天野
vs
豊田 真奈美

デビル雅美

ライオネス飛鳥
×カルロス天野(12分32秒、J・O・クインビーボムから体固め)豊田 真奈美○
 6人の中で目立った動きを見せたのは里村。自ら飛鳥にローキック合戦を仕掛けながら、飛鳥のローキックをスカすと、エルボースマッシュからオーバーヘッド一閃。終盤にはローリングソバットをデビルのドテっ腹にグサリ。
 試合は天野が奮闘したものの、最後は豊田がサイクロン、クインビーの連打で天野を沈めてフィニッシュ。