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2003年01月12日 東京・後楽園ホール

第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負

ダイナマイト・関西

永島 千佳世
vs
シュガー佐藤

植松 寿絵
○永島 千佳世(16分09秒、フィッシャーマンバスターから片エビ固め)シュガー佐藤×
2003年度オープニングマッチは、関西がドロップキックによるカットワークを見せるなど動きが良く、終盤はシーソーゲームに。シュガーと永島がフォールを奪い合う中、アシストというには強烈過ぎる関西のフットスタンプがシュガーに決まり、すかさず永島がフィッシャーマンでシュガーをフォール。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

×広田 さくら
vs
新井○
(9分31秒、パワーボムから体固め)
ボブ・サップ人気にあやかり、決め台詞を「サクラSUCK!」から、「サクラ・サップ!」に勝手に変更した広田は、昨年に続き新井と対戦。新井は広田からアライグマのぬいぐるみをプレゼントされたものの、習性で思わず洗ってしまい、自らタライの中に入り反省。
試合中、広田が新井の頭を取ると、例によって中にはもう一枚マスクが。しかし、更に広田がマスクをはぐと、その中から出てきたのは、ファング鈴木。広田は素顔を晒して開き直るファングの腹をつまみ、「まだ何か着てます?」
色々あって、最後はファングが勝利。ファングはGAEAマット初参戦を半獣人のいでたちで飾った。
第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負

輝 優優

カルロス天野
vs
尾崎 魔弓

KAORU
○輝 優優(17分01秒、ヨーロピアンクラッチ)KAORU×
くわえもの好きのD-FIXは、前回のチュッパチャップスに続き、今回はタバコをプカプカふかしながら登場。態度悪すぎ!
天野の尾崎への逆テキーラから動き出した試合は、両軍もつれて場外戦へ。KAORUは輝を机に寝かせると、ジェフが来日しない怒りも込めて、トップロープから場外へスワントーン・オン・ザ・デスク!しかし、リングに戻ると切り返し合いの末、輝のヨーロピアンクラッチの前に敗退。
試合後、D-FIXがヤジを飛ばす女性観客に襲い掛かり、場内騒然。レフェリー陣と自分(中島リングアナ)が止めに入るも騒動は収まらず、D-FIXは今度は怒りの矛先を自分に変え、リング上で組み伏せると、髪をバリカンとハサミでバッサリ。お陰でセミ以降のコールを変な頭のままやるハメに…。
代表の木村から発表されたD-FIXへの処分は、要約すると(1)ポリスは30日の謹慎 (2)尾崎&KAORUは40日間、凶器禁止・セコンド禁止・ギャラカット等のペナルティ。
(詳細はこちらへ)
セミファイナル タッグマッチ 45分1本勝負

長与 千種

里村 明衣子

浜田 文子
vs
デビル 雅美

ライオネス飛鳥

アジャ・コング
○里村 明衣子(11分37秒、スコーピオライジング体固め)デビル 雅美×
中盤、アジャと文子が激しい張り手の攻防。文子のスピンキック連打に対し、アジャはデスバレーをドスン。最後は里村がデビルにスコーピオライジングを合体→正調と決めて、カウント3奪取。そして返す刀でタイトル挑戦に触れ「承知致した!かかってこーい!」と、武士道精神あふれるマイクアピール。
メインイベント AAAWシングル選手権試合 シングルマッチ60分1本勝負

○豊田 真奈美
vs
山田 敏代×
(22分20秒、ジャパニーズオーシャンクインビーボムから体固め)
シングルになると序盤は比較的じっくりと攻めてくる豊田は、開始早々のバックドロップをしのぐと、足攻めを軸に試合を展開。しかし、場外へのトペコンを決めた際に腰を負傷し、更に山田のバックスピンで前歯2本を吹き飛ばされ、ガクッとペースダウン。山田はバックドロップ5連発からリバゴリを狙うも、序盤の足へのダメージで踏ん張りがきかず。数度目のチャレンジで成功するも、豊田はキックアウト。逆に豊田のサイクロン2発を山田はキックアウトし、秘密兵器のフェースロックへ。動きの止まった豊田に場内がざわめくも、豊田は何とかエスケープ。最後は限りなく突っ張りに近いド突き掌底から、クインビーボムを決めてカウント3。
個人的には試合終盤の両者の疲労度合いには、時の流れを痛感。しかしながら、現実と向き合い必死で戦うベテランの姿は、響くものがありました。 そして試合後、豊田は山田にまさかのタッグ再結成のラブコール。山田は無言で退場したものの、今後の2人の関係は?