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2002年07月14日 東京・後楽園ホール





アジャ・コング選手:
なんだかんだって言ったってね、出発点はそこ(全女)なわけだし、プロレス1からはじめたのもそこなわけだから、こりゃ消せないワケよ。否定しようと思ってね、もがいてもがいて(退団してから)5年経ったけどさ、否定しようと思えば思うほど重くのしかかってくるもんなんだよ。でも、いっとくよ。今の全女じゃないからね。てめえがいたころの、となりにいる人(豊田)とバシバシやってたころの、そういう全女、全女イズム。わがままさが一番きわだつところ? あの、打たれても打たれても這い上がって、打てなくなるまで這い上がる、そうしなきゃ一番は取れないよっていってたころの全女。やっぱそういうもんよ。懐かしく思う気持ちとかそんなんじゃなくってね。まあ、でもなんだ、こういうこと言ってると時代と逆行してるとかそういうことになるのかも知れないけれど、まあいいんじゃない、みんなが先見るんだったら、あえて逆行させてもらいますわ。でも逆行したそういうヤツラに、そういうヤツラをうっとおしいうざったいと思うんだったら、力ずくで排除して、つぶして上がってきゃいい話。それまで5年ぐらい、全女が倒産してからの5年ぐらいは、そういうのが出てくるだろうと思って、ある意味辛抱していた部分もあるわけですよ。皆さんに言われなくたって新しい力が、新しい力がって、そんなことはやっている選手側が一番よくわかってることであってさ、思ってたけどさ、でねえもんはしょうがないじゃない。そうなったらさ、脇役になるためにやってるんじゃないんだからさ、選手だって。てめえがいつでも主役を張っていたいがためにやってたいんだからさ。そしたらそれを丸出しにするしかないでしょ。丸出し全開にしたときに、いままで全開にしなくたってこの結果なんだから、全開にしたときに、果たしてどうよ、ってなったときには、どっかの記者さんが書いてたけど、女子プロに未来がなくなるかもしれないけど、知ったこっちゃねぇよと。それでなくなる女子プロレスだったらそれまでのもんでしょ。ただ、少なくとも全女イズムを体験してきた人間達から言わせれば、そんな甘っちょろいもんじゃなかったはずだけどな、女子プロレスって。だって、そうでしょ。ビューティペアがいなくなり、クラッシュギャルズがいなくなり、それだって、少なくともてめえの時代っていうのを作ってきた人間ってのがいるわけだから、それが今の状況下で時代が作れないって、「寝言は寝てから言え」って話だし。それができないのであれば、出来る人間がやればいいんでしょ、と。同じ人間が2度3度復活して上がってきたって、悪かねぇと。だって、今日の客の反応見たってそうじゃない。

豊田 真奈美選手:
山田、いい目してたと思いません? あたし、ここ最近山田の試合、全然見てないんだけど、まあウワサに聞くと前と全然変わってないと。でも、今日見た限りでは、いつもよりいい目をしてたんじゃないかと思う。だから、GAEAなんだから、全女のことは忘れたよっていってたけど、山田の中にも絶対あるんですよ、そういうの。だから、それをね、私達が呼び起こさせるっていうのもあるし、ホント、5年前の倒産する前の全女がプロレス的に一番面白かったと思うんですね。倒産後の5年間、待っても待ってもそういう面白かった時代に戻らない。かといって、全女にいて、このままあたしは終わっちゃうのかなと。だから、そういう気持ちがあったから、この団体にいる選手ともう一回、あのころの楽しかった頃の自分にもどりたいために、このGAEAを選んだというのが理由で。自分の組みたい選手、やりたい選手ってのがすごくたくさんいるっていう意味で、広い女子プロレス界見渡して、このGAEAが一番魅力的に映った。GAEAには元全女の選手がたくさんいる、その人たちの血を思い出させてもっと面白いプロレスにしていきたい。