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2002年04月07日 神奈川・横浜文化体育館




北斗 晶選手:
なんだろ…最後にらしくねぇな。言葉が出ない…。…なんだろ…、まだ夢もあるし、やり残したこともたくさんあるし、ああだったらよかった、こうだったらよかったとかね。今、考えられることは、今の試合のことだけで、17年間振り返るってこともムリなことだし…。
試合については?
北斗 晶選手:
私らしいと思う。今日の試合はね。自分のことを言ってしまえば、もうほんとに、ゴングがなったら考えればいいと思ってたけど。まあ、ひとつ言ってしまえば、長与千種と浜田文子、選んでよかったと。
健之介くん:(流血を指さして)この赤いのなに?
北斗 晶選手:クレヨン。クレヨンだよ。
最後のマイクにこめた思いというのは?
北斗 晶選手:
17年間で、自分がほんとにツラかったことってなんだったんだろって考えて、ケガはほんとつきもので…ケガだったのかなって考えたんだけど、いや、一番ツラかったのはね、やっぱり"プロレスラー"と付く人が亡くなったときだね。私の同期をはじめ、プラム(麻里子選手)にしても福田(雅一)選手にしても、話したことはないけど、門(恵美子)選手にしても、そしてその場に居合わせた者のつらさっていうか、それかな。にくったらしいやつもたくさんいたけど、死なないでもらいたい。死ぬなと。それがあたしのほんとの思いかな。

佐々木 健介選手(新日本プロレス):
オレもレスラーだから、途中でやめさせるようなことはしたくなかったし。自分の中ではいろいろ考えるところもありましたけど、でもやっぱり「お疲れさまでした」と。好きなだけ、自分の気がすむまでやらせてあげたかった。…これでおとなしく幕を下ろしてくれるのかなと。とりあえず、ほっとしてますよ、ぼくは。やめるって言われたときには、「そうか」と、一言しかないですよね。