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TACTICS
1999年06月28日 福岡・アクロス福岡
観客動員数:800人
第1試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負

×KAORU
vs
ライオネス飛鳥○
(14分02秒、ウラカンラナを切り返してエビ固め)
この2人のシングルですから、もちろんいい試合でした。 KAORUも場外へのムーンサルトを着地(!)してすかさずウラカン・ラナを決めるなど見せ場はありました。 が、今一つKAORUの感情が客席に響かない。 かつてここ福岡の地で行われた北斗vsKAORUは、私的にはKAORUのベストバウト。 あの時のほとばしるような感情が見たかった…。
第2試合 シングルマッチ20分1本勝負

×広田さくら
vs
中山香里○
(8分25秒、ラ・マヒストラル)
広田は中山の美白に対抗すべく顔にベビーパウダーを塗って入場。 しかし、ムッとした中山に張り手を食らわされ、マミーのように白煙を撒き散らしながらもんどりうってダウン。 中山は広田を場外へ落とすや、水を浴びせてメイク落とし。セコンドの永島も雑巾で拭いてあげるなど、Ozはアフターケアもバッチリ。
リング上へ戻った広田は5分過ぎから裏拳乱舞。しかし、勢いあまって手の甲がロープを直撃。これは痛そう! 最後はへなーラを返され、両手を組んで握りしめるや「Wハンドォ!」と叫び、Wハンド裏拳を狙うも、 会場中に響き渡るほどの大声で予告したためにかわされ、 2発目にフェイントをかけるも、一瞬止まったところをスルッと体勢を崩され、そのままマヒストラルに丸め込まれてカウント3。 フェイント狙った人間がフェイントで丸め込まれて敗北。 捨てゼリフは「良かったな、お前は美白に生まれてよー!」 昨日の下田戦といい、なぜ美白にこだわる!?
第3試合 シングルマッチ30分1本勝負

×植松寿絵
vs
三田英津子○
(13分24秒、デスバレーボムから体固め)
植松は気合十分でしたが、三田は格を前面に出したファイトで、勝負の意識まるでなしの横綱相撲。 植松にはやや気の毒な試合でしたが、格を力ずくでも壊し、意識の距離を縮めないと。
セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負

○山田敏代
vs
シュガー佐藤×
(11分37秒、リバースゴリースペシャルボム)
山田的には会心の勝利。 シュガーは、前日の永島がKAORUに対しきっちりと策を練ってきたのと比べると、正直すぎたかなと。 とはいえ、ある日いきなり自然体で正面突破しそうなのがシュガーの恐さなのですが。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負

長与千種

里村明衣子

加藤園子
vs
尾崎魔弓

下田美馬

永島千佳世
○長与千種(10分57秒、裏拳誤爆から片エビ固め)下田美馬×
尾崎&下田組は永島を加えて、さらにイヤらしさアップ。 一方の長与組は超久々のトリオ結成。 序盤の見せ場は里村のデスバレーと永島のコルバタを巡る無重力攻防。 何が何だか、口アングリ。 中盤、里村&加藤が流血に追い込まれるも、長与は熱くならずに終始冷静。 最後は尾崎の裏拳が下田に誤爆したところを長与が押さえ込みカウント3。 これで長与は三田に続き、下田からもフォール奪取。 リング上では3人プラス広田(なぜ!)でガッツポーズ。 しかし、長与自身は勝ったものの試合内容は2日続けて不満だった模様。