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QUICK FIRER
1999年02月28日 神奈川・クラブチッタ川崎
観客動員数:800人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負

×加藤園子
vs
永島千佳世○
(10分56秒、ヒザ十字固め)
加藤は試合2日前に太ももに肉離れを起こし、歩行すらツラそうな状態。 永島がその太ももを容赦なくねらい打ちし、足へのダイビングプレスからヒザ十字…っていうか、ふとももを伸ばしてギブアップ勝ち。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

○山田敏代
vs
沼尾マキエ×
(13分14秒、スクリューキックから片エビ固め)
沼尾は手数は出るものの、技の威力、気迫ともに不十分。 山田の打撃の前に防戦一方。 リバゴリまでたどり着けず、スクリューキックでフィニッシュ。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

長与千種

○里村明衣子
vs
アジャ・コング

シュガー佐藤×
(11分42秒、デスバレーボムから体固め)
とにかくアジャの里村に対する攻めの厳しいこと! 良く捉えれば“そこ”まで来たということになるんでしょうか…。 とにかく里村が捕まりっぱなしの展開でしたが、最後はアジャの裏拳誤爆からデスバレーをシュガーに決め、逆転フォール勝ち。 大将とアジャも真っ向激突で見応えがありました。
セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負

×広田さくら
vs
ライオネス飛鳥○
(9分29秒、ラ・へなストラル)
入場時、広田はピンクのケープに竹刀を仕込んで入場し、リングインと同時にうれしそうな顔で早素振り。 チラと飛鳥のほうを見やると…苦笑い。
試合はゴングが鳴っても竹刀を離さない広田に、飛鳥が公認凶器として使用を許可し、シンガポールケイン・マッチの様相に。 一度たりともヒットすることなく竹刀を奪い取られた広田は、飛鳥の一撃を真剣白刃取りで受け止めようとするも、もちろん失敗。 しかし、計算通りなのか、顔はしてやったりと満足げ。 その後もジャイアントスイングをレフェリーにしがみついて防御したり、椅子攻撃を裏拳で迎撃したりと飛鳥対策の成果をいかんなく発揮しますが、最後は意外な結末! 裏拳を防御され、尻もちをついた広田に、飛鳥は後ろから絡みつくや…なんと掟破りの逆へなストラル! 何で知ってんの、そんな技?!
自らのオリジナル技でフォールを取られる形となった広田は、おいしいところをとられ危機感を感じたか、やおらマイクを掴み「やい、ライオネル!!」と失礼千万な口撃。 更に飛鳥とマイクでやり合いながら、同時にオカマちゃんのヤジにもキッチリとリアクションを取るという高等技術見せつけ敗北の余韻を払拭。
個人的には、飛鳥が“降りて”来てしまったため、世界観のぶつかり合いが見られなかったのがちょっと残念でした…なんてのは贅沢なこと言い過ぎですね。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負

×KAORU

植松寿絵
vs
下田美馬○

三田英津子
(19分53秒、デスレイクドライブから体固め)
とにかくラスカチョの2人は自分たちのペースを守るのがうまい。 三田選手なんか、ほとんど汗かいてないんじゃないですか? GAEA組は勝機らしい勝機の見えない完敗でした。 植松は口を切りながらもパンチなどで主張を見せましたが、横浜を前にKAORUの元気のなさが気がかりなところ。