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SIDE WINDER
1999年01月08日 大阪・大阪府立第2競技場
観客動員数:1200人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負

○KAORU
vs
山田敏代×
(15分44秒、ウラカン・ラナ)
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

○尾崎魔弓
vs
広田さくら×
(11分42秒、ライガーボムからエビ固め)
今日も広田は広田でした。 まずは力比べを挑み、手首を返されるやアッサリ負けを認め、うつ伏せになるや今度は腕相撲で勝負。 尾崎を秒殺するが、明らかに合図前かつ両手ということでもちろん無効。 中盤にはポーゴ選手から盗んだと思われるエプロン際での“おっとっと”を披露すると、「テメェ、わざとやってんだろ!」と尾崎選手が絶妙な間合いで突き落とす。 最後はテキーラとへなーラの激しいバックの取り合いを制した(飽きた?)尾崎がライガーボム一発でピン。 広田とやるの楽しそう。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

長与千種

×沼尾マキエ
vs
加藤園子

RIE○
(6分26秒、変形タイガードライバーからエビ固め)
加藤組はハナから沼尾にマトを絞って速攻勝負。 初タッグにしてはコンビネーションもソツなし。 逆に長与組は長与が沼尾のフォローに回る前に、封じ込まれた印象を受けました。 インパクトが強かったのは加藤が長与に仕掛けた“いわくつき”のドラゴン。 ほぼ完璧に投げきりました。
セミファイナル シングルマッチ30分1本勝負 プレミアムリーグ公式戦

○植松寿絵
vs
シュガー佐藤×
(11分21秒、首固め)
前回の永島戦に続きシュガーが怪力殺法を全開! 植松の飛びヒザ蹴りをくぐってのかわしざま、そのまま肩に担ぎ上げてライガーボム(っていうか、ほとんどスプラッシュマウンテン)や、植松のウラカンを踏ん張って止め、そこから更につり上げてライガーボムと、アンビリーバブルな落とし方を連発。 更に裏拳の追撃でフォールを狙うも、植松は執念でこれらをクリア! そして、とどめの裏拳からフォールを狙うシュガーを空中でクルリと丸め込み、大逆転勝ち!! うーん、久しぶりに“いい”首固め見ました。
これで植松は3勝1敗得点3で決勝へ進出。 シュガーは1勝3敗得点1で終了。 執念の女、優勝へ王手!
メインイベント シングルマッチ30分1本勝負 プレミアムリーグ公式戦

○里村明衣子
vs
永島千佳世×
(17分05秒、デスバレーボムから片エビ固め)
きめ細かなテクニック、デスバレーを巡る意外性に富んだ展開…。 張りつめた緊張感の中で頭と体をフル回転させる戦い…。 長与千種が言い続けてきたことを初めて具体的に体現した試合がコレなのかなと感じました。 その意味ではこの2人は軍団の枠では対立しているものの、間違いなく21世紀のプロレスを創り上げる上での同志なのではないかと。 里村3勝1敗得点3で決勝へ進出。 永島2勝2敗得点2で終了。 とにかく脱帽!